レコード大賞にジャニーズが出ない理由3選!スノーマンは?歴代出演者も紹介!
毎年年末になると放送される、日本レコード大賞。
ノミネートされる楽曲は、その年によく聞いたり話題になったりするものが多いので、その年を締めくくるのに相応しい番組ですよね。
2023年で65回目を迎えた歴史ある番組ですが、ジャニーズ(現SMILE-UP.)の出演が極端に少ないことをご存知でしょうか。
毎年何かと話題になる楽曲もある中で、出ない理由というのが何かあるのでしょうか。
今回は、レコード大賞にジャニーズが出ない理由3選をご紹介します!
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レコード大賞にジャニーズが出ない理由3選!【2023年】
2023年レコード大賞の、各賞の楽曲。
調べると、レコード大賞にジャニーズが出ない理由は3つあることが分かりました。
- 『忍者問題』で番組と揉めた
- 旧ジャニーズ事務所の方針
- 旧ジャニーズ事務所が辞退している
一つずつ解説します。
レコード大賞ジャニーズが出ない理由①忍者問題で番組と揉めた過去
1つ目の理由は、【忍者問題で番組と揉めた過去がある】ことです。
1990年第32回レコード大賞で、忍者というグループが、『ロック・ポップス部門』でノミネートされました。
ですが、当時ジャニーズ事務所としては『演歌・歌謡部門』でノミネートしたかったようで、番組側と方針が異なってしまいました。
ノミネートされた部門について事務所側が抗議し、その後ノミネートを辞退した、という過去があります。
”揉める”ということは印象もあまり良くないので、それ以降のレコード大賞に事務所側も出づらく、かつ番組も起用しづらくなったのかもしれません。
レコード大賞ジャニーズが出ない理由②旧ジャニーズ事務所の方針
2つ目の理由は、【事務所の方針】があるからです。
旧ジャニーズ事務所は『所属タレントに優劣をつけるような賞レースには参加』しない、と発表しています。
2010年に近藤真彦さんが最優秀歌唱賞を受賞した際も、特例での受賞だったようです。
その後改めて「今後も賞レースには参加しない」とコメントを出しています。
ただ2015年以降は、賞レースへの参加も少しずつ解禁はされている、と噂されています。
それでもまだまだ出演は多くないので、もしかしたら今後増えていくのかもしれません。
レコード大賞ジャニーズが出ない理由③ジャニーズ事務所が辞退している
今もなお愛されている『世界に一つだけの花』を歌うSMAP。
3つ目は、【事務所がノミネートを辞退している】からです。
2003年に国民的アイドルSMAPが歌う、『世界に一つだけの花』がノミネートされました。
ですが、こちらの楽曲には、『ナンバーワンにならなくてもいい 元々特別なオンリーワン』という歌詞があります。
このメッセージを大切に、そして貫きたい、という理由でノミネートを辞退しています。
歌詞の一つ一つを大切にしていることが、よく分かりますよね。
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レコード大賞に2023年で一番売れたスノーマンが出ない理由は?
SnowManがレコード大賞に出ることを願うファンのツイート。
2023年は、バラエティやCM、歌番組とあちらこちらでSnowMan(スノーマン)の姿を見かけましたね。
最も勢いのあるグループといっても良い彼らも、2023年のレコード大賞には出ていません。
もちろん上記3点の理由はありますが、2023年に報道された、ジャニー喜多川氏の性加害問題が関係していると考えられます。
性加害問題が報道されて以降、各番組やスポンサーがジャニーズに所属するタレントの新規起用を取りやめたり、CM放送を中止したりと、対応に追われています。
その状況で旧ジャニーズ事務所所属のSnowManをノミネートするとは考えづらいため、レコード大賞に出なかった、と推測されます。
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レコード大賞に過去出演した歴代ジャニーズと受賞曲は?
活動休止前にレコード大賞に出演した嵐。
レコード大賞とジャニーズ事務所との間で過去に揉め事があったり、事務所の方針だったりで出演はない、とお伝えしました。
かといって、全くジャニーズのタレントたちが出なかった、ということはありません。
下記のタレントたちが、過去にレコード大賞へ出演したことがあります。
1990年の忍者問題までは、コンスタントに出演していたことがよく分かります。
2010年に近藤真彦さんが出演した際は、ジャニーズ事務所からの久しぶりの出演ということで大きな注目を集めましたね!
また、2018年にはking&Princeの新人賞ノミネートも噂されましたが、結局出演はありませんでした。
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レコード大賞に受賞した歴代ジャニーズは?
過去にレコード大賞で、賞を受賞したことがある旧ジャニーズ事務所に所属していたタレントをまとめました。
2020年の特別栄誉賞はこの年に新しく設立された賞で、”嵐のための賞”として話題になりました。
一番大きな賞と言える”レコード大賞”は、1988年以降無い、というのも意外な感じがしますね。
また1987年に近藤真彦さんが「愚か者」でレコード大賞を受賞されたのですが、この年の大賞候補作品のほとんどが年間売上ランキングトップ10に入っていたのに、この曲はトップ10にも入っていなかったことから「やらせ」が疑われるようになりました。
>>レコード大賞のやらせいつから?1987年から審査基準がおかしい大会になったのは本当?
上記の記事でも解説していますが、このあたりからレコード大賞やらせ説が出始めたとも言われています。
ジャニー喜多川氏の賞は取り消し
2019年、ジャニー喜多川氏が特別音楽賞を受賞しました。
これはその年に新設された賞で、『音楽文化の発展に寄与し、日本レコード大賞へ多大な貢献をもたらした人物に贈る』とされています。
しかし、2023年に報道されたジャニー喜多川氏による性加害問題により、同年10月に受賞を取り消し、ホームページからも削除されています。
一連の報道から考えると、受賞取り消しもやむを得ないのかもしれません。
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レコード大賞にジャニーズが出ないことに対する世間の反応
最後に、レコード大賞にジャニーズが出ないことに対しての世間の反応を集めました!
2023年もやはり出演がない、ということに対する『やっぱり』という声がありました。
SixTONESが好きなファンの方のツイートです。
事情は分かるけど賞を取ってほしい!という気持ちも良く分かりますね。
意外と旧ジャニーズ事務所のタレントが、出演していないことに驚く方もいるようです。
レコード大賞とジャニーズに関するSNSの声は、本当に様々でした。
ただ、ジャニーズ事務所は、”賞レースを辞退している”や、”レコード大賞には出ない”ということは、おおよその人が認知しているということも分かりました。
その一方でNHK紅白歌合戦には「ジャニーズ枠」と呼ばれる枠があるほど旧ジャニーズグループは出場していますよね。
2023年はジャニー喜多川氏の問題もあり出場されませんでしたが、紅白に出たことがない旧ジャニーズグループがあるのはご存じですか?
>>旧ジャニーズで紅白歌合戦に出てないグループは何組?歴代最多出場数ランキングも紹介!
上記の記事で解説しているので、ぜひご覧下さい!
まとめ
ここまで、レコード大賞にジャニーズが出ない理由3選を紹介しました!
その3つの理由は下記の通りでした。
- ”忍者”がノミネートされたものの、事務所が希望する部門でのノミネートではなかったため辞退したから
- 事務所の方針が『所属タレントに優劣をつけるような賞レースには参加しない』だから
- 2003年、SMAPの世界に一つだけの花がノミネートされた時も、歌詞の世界観を大切にするため辞退をした
過去に国民的アイドルとして、数々のヒット曲を出したSMAPでさえも、一度もレコード大賞を受賞したことはありません。
また、現在売れに売れているスノーマンも出場した経験は無いのです。
それだけ事務所は、賞レースに参加しない、という方針をしっかりと持っているのでしょう。
ファンとしては、年末の晴れ舞台に見たい気持ちもあるので、今後何かのタイミングで出てくれれば良いな、と願うばかりです。