新幹線特大荷物スペース付き座席は荷物なしでも利用可能?トラブル事例も紹介!

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新幹線には特大荷物スペース付き座席というものがあります。

このスペースに特大のスーツケースなど特別に大きな荷物を置くことができるようになっています。

ところで、特大荷物スペース付き座席は、荷物なしでも利用してもよいのでしょうか。

この記事では、新幹線の特大荷物スペース付き座席を荷物なしでも利用してよいのかどうかについて解説していきます。

また、このスペースをめぐるトラブル事例についても紹介していきます。

 

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新幹線の「特大荷物スペース付き座席」は荷物なしでも利用可能?

後部座席

特大荷物スペース付き座席は、荷物なしでも利用可能なのでしょうか。

結論から言うと、荷物がなくても利用することができます。

但し書きとして「荷物なしの方はなるべく普通の座席を予約するようにしてほしい」といった内容が書かれてあります。

さらに言うと、「遠慮してほしいけれど、絶対だめではない」ということになっています。

つまりは、利用可能ということなのです。

ちょっとややこしく感じますね。

その新幹線にどのぐらいの特大荷物を持った人が乗るのかなどの込み具合の状況にもよりますよね。

 

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そもそも「特大荷物スペース付き座席」とは?

スーツケース

「特大荷物スペース付き座席」とは一体どのようなものなのでしょうか。

単純に、その名の通りに「特大の荷物がおける場所が含まれている座席」という意味なのです。

普通の座席に置くには大きすぎる荷物を持っている場合、特別に置く場所が他にある座席というかんじでしょうか。

ただ、利用する際には、知っておくべき細かいルールがいくつかあるのです。

そこで次に、特大荷物とは具体的にどのようなものなのか、座席の場所、そして、いくらかかるのかについてそれぞれみていきます。

これを読めば、一気に詳しくなること間違いなしです。

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特大荷物の定義は?何個まで持ち込める?

さて、特大荷物とはここでいう「特大荷物」とは、縦、横、高さの合計が、160cm以上で250cm以内の荷物のことになります。

3つの辺の合計が160cm以下の荷物の場合は、30㎏以内で2個までというルールになっています。

特大荷物に当てはまらない小型のものは上の荷物棚にもおけますし、これまでと変わりありません。

特大荷物の持ち込み個数については、スペースの問題上「1個」を想定しているようですね。

実際問題、置く場所から考えてみても、2個を安全に置くスペースまでは取られていません。

座席の場所は?自由席には無い?

新幹線の車両の一番後ろの席のさらに後ろにスペースがあるのをみたことはありませんか。

この車両の一番後ろの座席が「特大荷物スペース付き座席」と言われるものです。

また、似たような席で、最寄りのデッキ部分に特大荷物を置くようになっている場合もあります。

「特大荷物コーナー付き座席」と言われる座席です。

このコーナー付き座席は、車両の真ん中あたりの席になっていることもあります。

また特大荷物スペース付き座席自体は、自由席にはありません。

基本的には、指定席に設置されており、予約が必要になっています。

追加でお金がかかる?

特大荷物スペース付き座席とは追加料金がかかるものなのでしょうか。

実は、料金はかからないことになっています。

このスペースは指定席にくっついているので、指定席分の料金を支払うだけでよいのです。

つまり、特大荷物にあたる大きさの荷物を持ち込むときには、特大スペース付き座席を予約します。

そして、普通の指定席と同じ値段を支払うだけでいいということになります。

シンプルに言うと、特大荷物を持ち込むときに予約が必要になったので、きちんと事前に手続きをすればいいだけということなのです。

 

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「特大荷物スペース付き座席」はどうやって予約する?

予約

では次に、この座席はどうやって予約すればよいのでしょうか。

普通に指定席を予約するのと同じ手順をとればいいのです。

インターネットでもできますし、駅の券売機やみどりの窓口でも予約が可能です。

画面上で「特大荷物スペース付き座席」を選んで予約しましょう。

ただ、サイトで予約する際には、普通の指定席を混ぜて同時に予約をすることができないときもあります。

その場合は、座席の種類ごとに個別に予約していくことになります。

このように、特大荷物を持ち込むとはいっても、そんなに特別なことはありません。

事前に特大荷物スペース付き座席を予約するだけなのです。

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事前予約しないで使いたい時はどうする?

では、事前予約しないで使いたい場合はどのようにすればよいのでしょうか。

事前予約なして乗車することは、できないわけではないのです。

ただし、この場合には、使用料1000円がかかってしまいます。

また、荷物を好きなところに置いてよいわけではありません。

指定された場所に置かせてもらうことになります。

この使用料はまるで迷惑料のような感じですね。

事前に予約すれば無料、予約なしだと使用料あり。

事前に予定がわかっている場合は絶対に予約しておきたいところです。

突然持ち込むことになったら、もうお支払して乗せてもらいましょう。

 

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「特大荷物スペース付き座席」に関するトラブル・対処法は?

トラブル

この特大荷物スペース付き座席に関するトラブルはどのようなものがあり、どう対処すればよいのでしょうか。

まず、よくあるトラブルは、この座席を予約していない人が勝手に荷物を置くことです。

その場合には、車掌さんに対応してもらいましょう。

さらに、自転車やベビーカー、楽器類は特大荷物の大きさにあたるのですが、予約なしでも持ち込めることになっています。

これによって、観光などで混雑する季節には、置き場が足りない場合も出てくるでしょう。

その際にも、車掌さんにお願いするしかないですね。

譲り合いながら上手に荷物を置いていきたいものですね。

 

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まとめ

ここまで、新幹線の「特大荷物スペース付き座席」について解説をしてきました。

この「特大荷物スペース付き座席」は場合によっては荷物なしでも利用できるのですね。

そして、荷物によってはこの座席の予約が必要ですが、予約なしでもよいものもあります。

ちょっと複雑ですね。

特大荷物は上手に置いてもらいたいし、場合によっては荷物なしの人もこの席を使ってもよい。

なんだか、使う人にも臨機応変の対応を求めらていて、様々な立場の人のことを考えたルールであるのかなと感じました。

まさに「お互い様」の精神ですね。