キャンプは風速何mから中止すべき?安全に実施するための強風対策も解説!

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キャンプ

近年、アウトドアブームによって、キャンプ熱が一段と増してきていますね。

キャンプの1番の魅力といったら、自然の中に溶け込み、普段出来ないような経験が出来ることじゃないでしょうか。

そんなキャンプですが、天候によっては大きな影響を受けてしまいます。

キャンプ初心者のみならず、経験者でも次のようなことで悩んだ経験があるのではないでしょうか?

・キャンプする時に風の影響ってどれくらいあるの?
・風速〇mって具体的にはどの程度?
・じゃあ、風速何mからは中止したら良いの?
・風が強い日にキャンプする時の強風対策って何?
今回は、強風の中でキャンプをした経験のある私が、こういった疑問にお答えしていきます。
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キャンプ最大の敵は風!撤退も視野に入れよう!

ある日、あなたの住む家が強風で飛ばされてしまったらどうでしょうか?

キャンプにおいて、テントは″家”と同じ役割を担っています。

テントは、雨や風を通さないような性質でできている為、体感では大丈夫な風速でも、風を全面に受けてしまえば、煽られてそのまま飛んでいってしまいます。

そのため、キャンプに行く際には、必ず「風速」を確認してください。

場合によっては、キャンプ場についた後でも、風が強くなってきたら撤退も視野に入れる必要も出てくることもあります。

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キャンプは風速何mから中止すべき?

 

それでは、実際に風速何mぐらいなら、キャンプへ行くのを中止すべきでしょうか。

答えは、「風速5m以下」です。

快適にキャンプを楽しもうと思ったら、それぐらいがひとつの目安になると覚えておくと良いでしょう。

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風速0~3mの微風の場合

風速3m未満の微風とは、気の葉や枝を揺らす程度の風で、それほど気にならないレベルの風になります。

しかし、空の紙皿やビニール袋などの軽いものだと、微風でも飛ばされる可能性があったり、そよ風が煽りとなって、周囲の燃えやすいものに着火してしまう場合もあるので、そこらへんには十分に気を付ける必要があるでしょう。

風速5mの疾風の場合

風速3~5mの疾風になると、木の葉や枝が耐えず動く様子が見てとれるレベルの風になります。

天気が徐々に変われば、ますます風が強くなってくることもあったり、焚き火をする時には何かしらの対策をしなければ着火しづらくなってきたりすることがあります。

風が吹いているなぁと感じる程度にはなりますが、このレベルの風であれば安全にキャンプを楽しむことが出来ます。

キャンプは風速6~8mで中止すべし?

それでは、風速6~8mになるとどうでしょう。

木が大きな枝ごとゆらゆら揺れ、洗濯物であれば飛ばされないか心配になってしますレベルになってきます。

テントやタープであれば、ポールが折れてしまったり、飛んで行ったりする可能性も高くなってきます。

さらに、火が大きく煽られてテントやキャンプギアに燃え移ると火事になってしまう危険も出てきてしまうので、このレベルになると、キャンプへ行くこと自体を中止するか、既にキャンプ中であれば、撤退も視野に入れて考える必要があるでしょう。

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突風や上からの風にも警戒が必要!

これまでお話してきた風速というのは、平均風速のことを意味しています。

それでは、ここでいう突風とは、何でしょうか。

明確な定義があるわけではありませんが、一般的には瞬時に吹く強い風のことを指しています。

これは、最大瞬間風速のことだと思ってもらって良いでしょう。

風速5mであっても、瞬間的に7.5mの風が吹くことがあるということです。

そのため、そういった突風が吹くこともあると頭に入れながら、風対策をすることが必要であるといえます。

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キャンプを安全に実施するための強風対策は?

それでは、こういった強風に対して、キャンプ中にするべき強風対策について説明していきます。

テントはガイドラインを張り、長めのペグで固定する

テントを設営する際のポイントとしては、テントのガイドラインは全て貼ることと、長めのペグを使用することです。

1つ目に関しては、シワを伸ばすことで風を跳ね返すことができるので、負荷が掛からなくなるのと、シンプルに見た目も綺麗ということです。

2つ目に関しては、長いペグの方が地面に深く刺さり、抜ける心配が少なくなるため、風が強い時は普段よりも長めの30〜40cmのペグの使用を検討すると良いでしょう。

さらに言うならば、ペグにはいろんな種類があるのですが、特におすすめは丈夫な鋳造ペグです。硬い地面にも負けずに打ち進めることができるからです。

ストレッチコードも使用する

ストレッチコードとは、ガイロープにフックを引っ掛けてそのままペグダウンして使用するものです。

風で煽られた時に、衝撃を吸収してくれることで、ペグが抜けてしまったり、ロープが緩んでしまったりするのを防いでくれるものになっています。

テントの入り口は風下に向ける

テントは、性質上、風を通さない作りになっているため、とても煽りを受けやすくなっています。

そのため、テントを設営する際には、入り口の向きをどこにするかがとても重要になります。

テントの入り口を風上に向けてしまうと、テント内に風が入り込んで、風の逃げ場がなくなり、全面で風を受けて押し上げられて飛んでいきます。

そういうことから、風を内側に入れないよう、テントの入り口は必ず風下に向けておく必要があります。

ゴミ等が跳ばないように片付けておく

キャンプ中は、風速0~3m程度の微風であっても、軽い物であれば、簡単に飛ばされてしまいます。

そのため、重りになるもので押さえておくとか、飛ばされる可能性があるものは、全て車やテント内に片づけて、テントのチャックをしっかりと閉めておくといったことが必要になります。

キャンプ場を綺麗な状態に保つのも、それぞれのキャンパーが守るべきマナーになってきます。

車は風上に移動しておく

風の影響を受けやすいテントですが、強風を正面から受けないようにするために、風上に車を移動させておくことも強風対策としては、有効になります。

少しでも強風からテントを守るために、車を配置する場所も工夫してみると良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

本文をまとめると、以下のようになります。

1.テント設置時には、ガイドラインをしっかり張り長めのペグを使用する

2.ストレッチコードも使用する

3.テントの入り口は風下にしておく

4.ゴミやとばされそうなものは片づけておく

5.車は風上に移動させる

風に対する対策を知っておくことで、急に天気が変わり、突風に吹かれても、被害を最小限に抑えることが出来るので、今回のことは是非覚えておくと良いでしょう。

それでは、記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!