潮干狩り後あさりの砂抜き放置しすぎた!一晩は死ぬ?見分け方や正しい方法紹介!
潮干狩りで持ち帰ったあさりを食べた際、口の中がジャリッっとして嫌な経験をしたことがありませんか?
そんな時「砂が完全に抜けていなかった」「やり方が違ったのかな」と考えるのではないでしょうか。
「砂抜きに時間をかければいいのかな?」「放置しすぎたから?」「砂抜きを一晩したら死ぬと聞いたけど実際はどうなの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
正しい砂抜き方法やあさりが死んだのかの見分け方が分かれば安心ですよね。
せっかくならおいしくあさりを頂きたいものです。
潮干狩り後あさりの砂抜き放置しすぎた!一晩は死ぬ?見分け方や正しい方法を解説していきます。
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潮干狩り後あさりの砂抜き放置しすぎた!一晩すると死ぬって本当?
潮干狩り後あさりを放置しすぎたら焦りますよね・・・
あさりの砂抜きを一晩すると死ぬって本当なのでしょうか。
皆さんの中に、あさりの砂抜きは時間をかければかけるほどいいと思っている方がいるのではないでしょうか。
私自身も正しい方法を知らなかった時は、心配性の性格もあり上記のように思っていたために度々あさりをダメにしたことがありました。
結論からお伝えすると、あさりは一晩砂抜きをすると死ぬというのはウソですが、死ぬ場合もあるので気をつける必要があります。
適切な塩分濃度や温度で一晩おいていた場合問題ありません。
あさりを一晩放置して死んだというSNSでの声
あさりを一晩放置して死んだという声がSNS上でも沢山挙がっているようです。
皆さんショックが隠しきれないようですね。
「明日が楽しみだな。あさりでどんな料理を作ろうかな」と楽しみに思っていたのに食べられないとなると落胆するのは間違いないですよね。
こんな思いをしないためにも正しい方法をこの記事を読んで身につけていただきたいです。
不安や失敗されたくない方は、ぜひこれからご案内することを参考にしてみてください。
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あさりの砂抜きを放置しすぎた!死んでいるかの見分け方は?
「あさりの砂抜きを放置してしまった!」と慌てた方もいるでしょう。
皆さんは、死んでいるかどうかの見分け方をご存じでしょうか。
この見分け方を知っているといざという時に慌てなくても済むはずですよね。
ここでポイントなのが、口の開閉・臭いです。
これらについて詳しくご説明していきますね。
①口の開閉
あさりは砂出しをしている時は、水管という器官を貝殻から外に伸ばして吐き出します。
元気なあさりの場合、振動をあたえると素早く水管を引っ込めて口を閉じます。
しかし死んでいるあさりは、口が開いたまま振動など揺らしても閉じず、ピクリとも動きません。
私も経験したことがありますが、ツンツンと指であさりを触っても全く動かないんですよね。
友人から聞いたのですが、死んでいるあさりは加熱しても口が開かないみたいなので判断が出来なくて困っている時は試してみてください。
②臭い
あさりは死んでしまうと腐った臭いがします。
ちなみに生きている元気なあさりは無臭です。
かなり強烈な臭いがしたときは、あさりは死んでしまっているので気をつけましょう。
私も経験したことがありますが個人的にはヘドロのような泥臭い結構不快な臭いだったので、経験したことがない方もきっとわかるはずでよ。
私の知人は、「ずっと掃除していないトイレの臭いがする」「硫黄の香り」って言っていたこともありました。
人によって臭いの感じ方は違いますが、かなり刺激的な臭いなので判断しやすいでしょう。
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あさりの砂抜き一晩はNG?死んでしまう原因は?
「なぜあさりは砂抜きの時に死んでしまうことがあるの?」と思う方もいるでしょう。
もちろん正しい方法で砂抜きをすれば問題ありません。
つまり「一晩寝かせること」や「放置しすぎ」だけがNGではないのです。
あさりが死んでしまう原因は以下の3点です。
この3点に気をつければ上手く砂抜きが出来るはずです。
①環境温度
あさりを砂抜きする時に大切なのが環境温度です。
水の量も塩分濃度も完璧なのにあさりが死んでしまったと経験したこともいるのではないですか。
あさりの砂抜きは冷蔵庫に入れずに常温で行った方がいいですが、時期によって注意が必要なので気をつけましょう。
私だけかもしれませんが、環境温度を気にせず真夏の暑い時期に砂抜きをしたとき、あさりをダメにしたという経験はありました。
あさりに限らず気温が高い暑い時期は気をつけないと食べ物を腐らせてしまいますよね。(苦笑)
②水の量
「あさりをつけておくならたっぷり塩水につけておいたほうがいいだろう」と思って砂抜きしていませんか?
実はたっぷりの塩水につけておくとあさりが窒息して死んでしまう可能性があるんです。
個人的にも多めがいいはずと思っていましたが違うんですよね~。
③塩分濃度
あさりの砂抜きをしたことない人は「真水?塩水?」と思う人もきっといますよね。
あさりを砂抜きするときに使うのは塩水です。
ここでポイントなのが塩分濃度!
濃すぎても薄すぎてもあさりが死ぬ原因になってしまうので、めんどくさいと思っても適当にしちゃダメですよ!
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正しいあさりの砂抜き・塩抜き方法!
上記の内容をふまえて正しいあさりの砂抜き・塩抜き方法をご案内していきたいと思います。
ポイントは以下の6点です。
- 最適な塩水の温度
- 最適な塩水の濃度
- 最適な水の量
- 最適な砂抜き時間
- 最適な置き場
- 最後に塩抜き
経験がある方は自分が行っている方法と照らし合わせながら確認してみてください。
初めての方は、あさりをおいしく食べるためにも大切なことなので要確認を!
最適な塩水の温度は?
あさりの砂抜きに最適な塩水の温度は20度前後くらいです。
この温度であれば、常温で一晩砂抜きしてもあさりが死ぬ可能性が低いです。
温度が25度以上になるとあさりが死んでしまう可能性があるので気をつけましょう。
だからといって、15度以下の温度が低すぎてもあさりの砂抜きがうまくいきません。
低すぎて死んでしまうということはありませんが、温度が低いと活動をしなくなる性質があさりにはあります。
理想としては、温度が高い時はクーラーなどで温度調整するのがいいでしょう。
個人的には、あさりのためにクーラーをと思ってしまいますが腐らせないためには仕方がないことかと思っちゃいそうです。
その時は、自分も一緒に涼んだらいいですしね。(笑)
最適な塩水の濃度は?
元々あさりが住んでいた海水と同じ濃度の3%くらいがいいでしょう。
1リットルの水道水に対し塩大さじ2杯で作れます。
濃度が3%以上になると、住んでいた海水と差がでてしまい、上手にあさりが砂抜きできなくなるので気をつけましょう。
潮干狩りのあさりの場合は、ペットボトルなどに海水を持ち帰ると塩水を作る手間も省けるのでおススメですよ!
潮干狩りによく行く私は必ずペットボトルを持参して持ち帰っています。
ちなみに余談ですが、ペットボトルに水を入れて持っていくと汚れた手など洗えて便利ですし空になったら海水を入れられるので一石二鳥です。
最適な水の量は?
先ほどもご説明した通り水の量が多すぎると酸欠であさりが死んでしまいます。
水を入れる量は重要で、あさりが水から少し出るくらいがベストです。
この時、あさり同士が重ならないように平らに並べて、ちょっとあさりの頭がでるくらいの量の塩水を入れましょう。
バケツを使う方も多いでしょうが、個人的にはタッパーやバットなどがうまく平らに並べて均一にできるのでおススメですよ。
ぜひ今度試してみてくださいね。
最適な砂抜き時間は?
潮干狩りのあさりは、3ー4時間、長くても12時間程度がベストですよ。
「一晩砂抜きしなくても大丈夫なの」と不安に思う方もいるかもしれませんが、上記の時間で十分砂抜きは出来るのでご安心くださいね。
個人的にもかかる時間が少ない方が早くあさり料理にありつけるので嬉しいですけどね。
最適な置き場は?
あさりは、海の砂の中に生息している生き物です。
夜行性で暗いところで活発になる習性があります。
ですから、砂抜きをするときは光を遮るといいでしょう。
空気が途絶えない程度に新聞紙やアルミホイルなどで容器の上を覆って冷暗所に置きましょう。
ちなみに砂を吐いた時に水が飛び散るのを防ぐ役割もしてくれるんですよ。
「ちゃんと砂吐いているかな」と心配な私は、光を遮っていた新聞紙をどかして確認したことがありました。
暗いところから一気に明るくなるので、あさりがびっくりしてピューと水を放ったんですが、面白かったですよ。(笑)
最後に塩抜きを忘れずに!
砂抜きが終わって安心してはいけません。
忘れていけないのは、最後に塩抜き作業です。
この作業をうっかり忘れてしまうととっても塩辛いあさり料理を食べることになってしまいますよ。
ちなみにその経験をしたのが私ですけどね。(笑)
あさりの中には塩水が残っています。
砂抜きした時の塩水を捨て、水がない状態で貝が重ならないように並べます。
再度新聞紙なので多い、室温で1時間程度放置することで塩抜きができるので忘れず行ってください。
その後、流水で殻と殻をこすり合わせてよく洗ってくださいね。
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一晩放置なんてもってのほか!あさりの砂抜き時短ワザはある?
「こんなに時間をかける余裕がない。あさりの砂抜きの時短ワザってないの?」と考える方もきっといるはずですよね。
時短ワザがあるのでご紹介しますね。
必要なものは、50度のお湯!
ボールなどの容器に用意したお湯を入れて、あさりを入れます。
あさり同士をこすり合わせて、そのまま5分程放置しましょう。
水が吐き出された砂で濁ってくるので、その後きれいにあさりを洗えば完了です。
もう少し時間に余裕があれば放置時間を15分ほどにするとより効果的ですよ。
個人的にも試したことがあるのですが、本当にあっというまに砂が抜けるので、気になる方は試してみる価値がありますよ!
正しいあさりの保存方法!常温?冷蔵保存?
美味しく食べるコツの1つが調理するまでの保存方法!
クーラーなどで室温調整しているのであれば、常温保存は可能です。
しかし、あさりも生もの。常温保存の場合はその日のうちに食べきりましょう。
ちなみに2、3日以内であれば、塩水無しで冷蔵保存できます。
その場合は、乾燥しないように濡れた新聞紙で包んで保存しましょうね。
潮干狩りであさりを大量に採ったので数日では消費しきれないという方もいますよね。
あさりは、冷凍保存も可能です。
長期と言っても3週間ほどをめどに食べきりましょうね。
冷凍あさりを料理する時は、生のあさり同様凍ったまま強火で一気に加熱して貝を開かせるのがベストですよ。
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あさりは死んでしまったら食べてはいけない?
死んでしまったあさりは食べてはいけません。
「死んだ魚や肉は食べられるよね?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、死んでしまったあさりは食べてはいけません。
あさりは死んでから短時間で腐りはじめてしまうのです。
「火を通せば大丈夫」と考えるかもしれませんが、食中毒を引き起こす可能性がとても高いので危険です。
あさりは死んだら腐る!絶対食べてはいけない!と頭の中に入れておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
記事をまとめると次の通りです。
- 死んだあさりの見分け方は口の開閉・臭い
- 塩分濃度・水量・温度を的確にすれば一晩おいても(放置しすぎても)死なない
- 塩抜きを忘れない
- 死んだあさりは絶対食べない
潮干狩りでせっかく採ったあさりをおいしく頂くためにもぜひ参考にしてみてくださいね。
潮干狩り後あさりの砂抜き放置しすぎた!一晩は死ぬ?見分け方や正しい方法紹介!をご覧いただきありがとうございます。