紅白に坂道グループはいらない?口パク女性アイドルが選ばれる理由とAKB48からの歴史!

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音楽

2023年のNHK紅白歌合戦に出場が決定した坂道グループ「乃木坂46」「櫻坂46」。

日本を代表する女性アイドルグループと言っても過言ではない彼女たちですが、紅白にはいらないとの意見もあります。

惜しくも「日向坂46」は出場を逃しましたが、理由として「口パクだから」「どうして三組が単体で出るのか?」など様々です。

この記事では紅白に坂道グループはいらないのか?口パクの女性アイドルが選ばれる理由やAKB48からの歴史を解説します!

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紅白に坂道はいらない?

紅白歌合戦に坂道グループはいらないのでしょうか?

2010年あたりから言われ始めたアイドル戦国時代も少し落ち着きつつある昨今、同じ系列の坂道グループの乃木坂46、櫻坂46が出場できるのは何故でしょう?

更に近年は演歌歌手が歌うバックで坂道アイドルがダンスしていることから「邪魔」「ちゃんとした歌が聴きたい」といった否定的な声も聞かれます。

また視聴率がとれていないといった意見もあります。

三つの坂道グループの中で最も人気のある乃木坂46で見てみましょう。
※数字はいずれも関東

2015年:33.6%(前半34.8%) 初出場
2016年:38.4%(後半40.2%) (後半ワースト2位)
2017年:34.5%(後半39.4%) (後半ワースト1位)
2018年:42.1%(後半41.5%)
2019年:36.7%(後半37.3%)
2020年:32%台(前半34.2%) 前半紅組のトリ(全体ワースト1位)
2021年:33.5%(後半34.3%) 22時直前
2022年:35.4%(後半35.3%)

特に一昨年2021年は22時付近という例年最も視聴率がとれる時間帯だったのにもかかわらず、後半平均よりも低いということで、数字がとれないと取り沙汰されました。

ただそれは単体でみた場合であり、乃木坂46は後半開始直後に下がってしまった視聴率を上げていましたし、大トリのMISIAさんが時間的に長く視聴率も高くだったので、平均だったともいえます。

2022年は人気メンバーだった齋藤飛鳥さんが卒業前最後のTVパフォーマンスだったこともあって、後半の平均を上回る結果でした。

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坂道グループは不要とのネット上での声

実際にネットで挙がっている、坂道グループは不要との声の一部を紹介します。

特にアイドルグループとして一時代を築いたAKB48が出場できないのに、三グループも選出されるのはおかしいとの声が多いですね。
(近年は二グループですが)

また今年はありませんが、坂道グループが一つとなって行う演出に対してもいらないとの声があがっていますね。

同じ系列の坂道グループなのに、何故仲良くできないのか?モヤモヤしていまいます・・・

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紅白に坂道グループが選ばれる理由は?

ではなぜ紅白に坂道グループが選ばれるのでしょうか?

選考基準については以下の記事で詳しく触れているのでご確認ください!

>>紅白歌合戦の選考基準がおかしい!過去の落選者や落選理由とは?

出場歌手がどの基準でどのように選考されたのか、詳細な発表はありませんので真相は分かりません。

ですが間違いなく基準となっているのは「楽曲売り上げ」「人気」でしょう。

2023年に乃木坂46が出したシングル「人は夢を二度見る」「おひとりさま天国」「Monopoly」はいずれも初週で50万枚以上売り上げ、5作連続フラゲ日ハーフミリオンという記録を達成しました。

櫻坂46「桜月」「Start over!」「承認欲求」いずれも初週30万枚越えで、特に最新シングル「承認欲求」はBillboardデータで54万枚以上の売上を記録するなど、昨年紅白落選をバネに活動されてきた結果が目に見えてきていますね。

またそれぞれのYouTube公式チャンネルの登録者数は以下の通りになっています。
※2023年12月時点

乃木坂46:166万人
櫻坂46:113万人
(日向坂46:74.5万人)

いずれも他の女性アイドルの追随を許さないレベルの高い数字となっています。

こういった数字が評価されて選出されているものと考えられます。

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女性アイドルは口パクでも選ばれ続けた?

曲が売れていて人気さえあれば口パクでも選ばれるのか?という疑問があると思います。

ですがこういった話は今に始まったわけではないのです。

テレビ番組の場合、基本的に事務所側からテレビ局に口パクで出たいとの要求があり、局側がそれを承認する形をとっているそうです。

つまり「口パクだから紅白に選ばない」選択権はNHK側にあり、結果として選んでいることから「口パクかどうかは選考に入らない」ということなのでしょう。

1970年代に活躍したピンクレディーは生バンドの演奏だったことから「したくてもできなかった」と語り、1980年代のおニャン子クラブは素人が売りで下手でも叩かれなかったせいか全員ちゃんと歌っていたそうです。

口パクが登場したのは1990年代。モーニング娘。がダンスの激しい一部の曲をするときに利用していたそうです。つんく♂さんがオーディションで歌のうまい女性を選んでいたとの証言もあります。

本格的に言われ始めたのはAKB48からでしょう。
バラエティ番組でも指原莉乃さんが「私はしていた」と証言されていますし、ダンスの激しさレベルが向上していくにつれて多くなっていったものと思われます。

また口パクといっても様々あり、マイクが拾う音を限りなく絞って加工した音を流すであるとか、上手な人だけはマイクをつないでおくだとかされています。

アイドルは歌の上手さで売っているわけではなく、ルックスや衣装、ダンスなどで売っている節があるので、ファンの中でも口パクだからダメだ!と言った声はかなり少ないようです。

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AKB48の公式ライバルとして売り出された乃木坂46

AKB48が全盛期を過ぎようとしている頃に「公式ライバル」として誕生したのが乃木坂46です。

かつてAKB48のメンバーは「ライバルにすらなり得ない」と語っていましたが、今ではAKB48が紅白に出場できなくなるほどになってしまいました。

ゆえにAKBのファンの中で、乃木坂46から派生した櫻坂46(旧欅坂46)や日向坂46(旧ひらがなけやき)を含めて「坂道グループ3つ共出演する必要ある?」との意見が散見されるのでしょう。

二年連続で三つの坂道グループが出場していましたが、今年は櫻坂46を除く乃木坂46と日向坂46が選出。

今後どうなっていくかは誰にも分からないですね・・・

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まとめ

紅白に坂道グループはいらないのか?口パクの女性アイドルが選ばれる理由やAKB48からの歴史を解説してきました!

坂道グループはいらないとの声は少なからずありますが、CDが売れない時代であっても工夫して売り続けている実績やYouTube登録者数からも分かる人気等から選ばれているようです。

口パクについては実際にやっているかはともかく、テレビ局が口パク込みで了承しているので選考には入っていないと思われます。

いずれ坂道グループ全て落選という未来はあるかもしれませんが、この人気が続く、あるいは別の有力グループが出てこない限り大丈夫だと思います!