特定特急券とは?自由席券との違いや新幹線料金の節約になるのか解説!

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旅行

旅行や仕事で新幹線を利用される方が多いと思います。

しかし、新幹線のなどのJRの切符の規則は複雑で、特に初心者は理解するのが難しいことがよくありませんか?

個人的にも理解不能ってことが多々あります。

今回は、新幹線を利用する時によく見かける「特定特急券」についてご紹介していきます。

皆さんも見かけられたことがあるのではないでしょうか。

「特定特急券とは自由席特急券とどう違うの?」「新幹線料金の節約になるって本当?」と疑問に思ったと思います。

特定特急券とは?自由席券との違いや新幹線料金の節約になるのか解説していきます。

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特定特急券とは何?

ハテナと女性

「特定特急券とは何?」と疑問に思った方は多いのではないでしょうか。

私もそのうちの1人でしたが、SNS上でも同じように思う方が多くいらっしゃいました。

特に初めて新幹線を利用する方は、頭の中がハテナでいっぱいでしょう。

特定特急券を簡単にご説明すると、自由席に乗れる特急券です。

「自由席に乗れる特急券なら自由席特急券でいいのでは?」と思いますよね。

これから特定特急券が存在する理由や違いなどについて詳しくご説明していきます。

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特定特急券が存在する理由は?

特定特急券が存在する理由をご存知でしょうか。

新幹線の指定席など金額が高額で、利用者に負担が大きいですよね。

また、はやぶさ号などの全車指定席しかないものは、指定席特急料金を払わなければいけません。

混雑などで指定券を購入できなくても、最終手段として特定特急券は購入でき、利用者の移動の自由と権利を保障する役割を補っているんです。

こういったことから、異例な状況に対応する特定特急券が存在するんですよ。

特定特急券が適用される場所は?

では、特定特急券が適用される場所はどこでしょう。

それは新幹線の場合、隣接駅間に設定されています。

覚えておいてほしいのですが、問答無用に適用になるので、切符を購入する時に何か言う必要などはありません。

うっかり問い合わせしてしまいそうですよね。私がそうでした。(笑)

知らずに駅の窓口の人に聞いて、窓口の人が「え?」という表情で対応されたので赤面した記憶があります。(笑)

ちなみに隣接駅間の他に、以前隣接駅間だったところも適用されます。

後ほど詳しくご説明していきます。

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「特定特急券」は「自由席特急券」と意味は同じ!

座席

特定特急券は、自由席特急券と意味は同じです。

「じゃなぜ名前が違うの?」と思った人がいるでしょう。

その違いは、料金の計算方法です!

通常期の場合の自由席料金は、指定席特急料金から530円低い金額と決められています。

しかし、特別にそれより格安に金額を設定している区間があり、これを「特定特急料金」といい、それによって発行されたものを「特定特急券」と呼ぶんですよ。

ちなみに、どちらになるかは乗車する区間によって変動するので、乗客側が選ぶものではないです。

勘違いしそうですが、割引切符ではないですよ。

「ややこしいな」って思っちゃいますよね。

違いは「指定席に変更する時」にかかる料金!

特定特急券と自由席特急券の違いは「指定席に変更する時」にかかる料金です。

普通であれば自由席特急券は、差額は一律530円(通常期)なので、その金額を支払いますよね。

しかし、特定特急券は特別に自由席が安くなっているので、指定席に変更する時に支払う差額が530円以上になります。

皆さんおわかりいただけましたでしょうか?

もちろん、繁忙期などのシーズン別で値段も変動するので覚えておいてください。

個人的に、安くなってありがたいと思っても指定席に変更する時には、自由席特急券より支払う金額がおおくなるので、似たり寄ったりだなと感じちゃいました。

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特定特急券は新幹線料金の節約になるって本当?

「特定特急券は新幹線料金の節約になるって本当?」と聞いたことがある方は疑問に思ったことがあるでしょう。

実際、SNS上でも特定特急券を利用して節約されている声が多く上がっているようです。

「そんなの知らなかった!」とびっくりされる方もいますよね。

しっかり理解すればあなたも上手に活用し節約できるはずですよ。

以下の4点にまとめているので確認していきましょう。

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①隣接する新幹線駅間を利用する場合

新幹線で短距離区間を利用する方も多いですよね。

そういった方にとって指定席料金の負担は大きいので、自由席に限って料金を削減するため設定されているようです。

隣接駅間に設定された料金は以下の通りです。

  • JR東日本・JR西日本(北陸)・・・(50km以下/880円)(1km以上/1,000円)
  • JR北海道・・・(50km以下/1,330円)(51km以上/1,520円)
  • JR東海・JR西日本(山陽)・JR九州・・・(50km以下/870円)( 51km以上/990円)

「特定特急券」の設定がない区間があり、九州新幹線の新八代駅ー川内駅間です。

個人的に、実家がその方面で利用する機会が多い区間なので残念過ぎます。(涙)

②全車指定席の新幹線が満席だった場合

全車指定席の新幹線が満席だった場合は、立席承知で乗るため、座席に座ることはできませんので気をつけましょう。

「うっかり座ってしまった」ということにならないでくださいね。

私の知人が上記のようなことをして、着席した座席の指定席特急券を持った乗客とひと悶着があったそうなので、、、。(苦笑)

ちなみにこの時の料金は通常期の指定席特急料金の-530円です。

駅の窓口で購入できるので覚えておいてくださいね。

在来線の一部特急列車にも適用されることがある

在来線の一部特急列車に特定特急券が利用できることがあります。

在来線では、特定特急料金の対象はあまり多くないようですが、短い区間での利用料金が安くなるように設定されているようです。

個人的には、指定席より低額でありがたいですが、着席が保証されないのが難点ですね。

③東北・北海道・秋田・山形新幹線の一部区間を利用する場合

東北・北海道・秋田・山形新幹線の一部区間を利用する場合は、今までと少し異なります。

そもそも盛岡~新函館北斗間と盛岡~秋田間には、自由席がないため、自由席特急券の存在がありません。

「じゃ利用する時は指定席を取らないといけないの?」とはじめての方は思うでしょう。

これらは全車指定席なのに指定席を取らなくても乗れるようなからくりになっています。

そこででてくるのが、特定特急券です。

他の新幹線と効力が違うので注意してください。

全車指定席の場合、座席に座ることができないですよね。

しかし、切符をみると特定特急券(立席)と記載されているので、指定席に誰も座っていないときは座っていいことになっているようです。

個人的に何度かこの区間を利用したことがありますが、比較的すいているので、特定特急券で座れなかったという経験はないですよ。

④東海道・算用新幹線 のぞみorみずほの自由席に乗る場合

東海道・算用新幹線 のぞみとみずほの自由席に乗る場合特定特急券を利用します。

新幹線の自由席特急料金は、同じ区間であればすべての列車で同じ料金なのはご存じですか。

東海道・算用新幹線 のぞみとみずほは、他の車両と比べると指定席特急券の料金が高いです。

要するに、指定席と自由席の差額が530円ではないので特定特急券になります。

ちなみに切符に「自由席特急券/特定特急券」と記載されていますよ。

列車の種類によって指定席に変更する時の差額が変わるのは覚えにくくて個人的には結構やっかいなんですよね。

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まとめ

いかかでしたでしょうか。

初めて新幹線を利用される方だと、新幹線の切符はややこしいと懸念される方も多いのではないでしょうか。

少しでもその気持ちが解消できればうれしいですね。

記事をまとめると次の通りです。

  • 特定特急券は、自由席に乗れる特急券
  • 特定特急券が適用される場所は隣接駅間
  • 特定特急券は、自由席特急券と意味は同じ
  • 特定特急券と自由席特急券の違いは「指定席に変更する時」にかかる料金

ぜひ新幹線を利用されるときは、自分はどうなのか確認してみてくださいね。

特定特急券とは?自由席券との違いや新幹線料金の節約になるのか解説!をご覧いただきありがとうございます。