紅白歌合戦の選考基準がおかしい!過去の落選者や落選理由は?
一年の終わり、家でまったり観たい紅白歌合戦。
毎年のように話題になるのが「どんな選考基準なんだ?」「選考基準がおかしい!」といった、出演者の選考に対しての疑問ですよね。
多様化している現代、どうしても避けられない問題ではありますがどういった基準で選ばれているのでしょうか?
この記事では紅白歌合戦の選考基準はおかしいのか、過去の歴代落選者や落選理由と共に解説していきます!
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紅白歌合戦の選考基準がおかしい!
毎年のようにネットを賑わせる紅白の選考基準。
皆さんはどのようにして紅白歌合戦に出場するアーティストが決められているかご存じですか?
まずは「どうやって決めているんだ!」と叫ぶ皆さんの意見を見ていきましょう。
選考基準がおかしい!という世間の声
特にX(Twitter)ではこのような声が多く見られますね。
紅白歌合戦は年々視聴率が低下しており、一昨年2021年の関東地方の視聴率は過去最低の34.3%を記録しました。
2022年こそ35.3%と若干持ち直しはしましたが、それでも過去二番目の低さでした。
娯楽が増え、誰しもが年末はテレビを観る時代ではなくなったとはいえ、これほどまでに低下した理由の一因に選考基準のあいまいさがあるように思います。
それでは、紅白の出場歌手はどのようにして決められているのでしょう?
>>米津玄師がまさかの連続落選!?紅白歌合戦に出場されない理由はあるの?
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紅白歌合戦の選考基準・出場条件とは?
基本的にはどのような過程で決めているのか、どのような理由で決めているのかの名言はされていません。
そんな中、2021年には以下の三点が具体的に提示されました。
※2023年も同様です
■今年の活躍
■世論の支持
■番組の演出・企画に沿う
・・・とにかくあいまいですね(笑)とまあこれだけではありません。更に6つのデータが決定における参考資料として提示されています。
①CD・DVD・Blu-rayの売り上げ
②インターネットでのダウンロード・ストリーミング・ミュージックビデオ再生回数・SNS等についての調査
③有線・カラオケのリクエスト等についての調査
④ライブやコンサートの実績
⑤7歳以上の全国3553人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による世論調査の結果
⑥7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果
どこか後付け感がありますよね・・・
以下、番組から明言はありませんが、ほぼ確実に影響しているとみられる要素です。
①NHKへの貢献
「連続テレビ小説」や「大河ドラマ」オリンピックなどに関係した曲を歌っている人は選ばれやすい傾向にありますよね。
②事務所ごとにもうけられた出場枠
旧ジャニーズ、ハロプロ、AKBや坂道といったアイドルが所属している事務所に「事務所枠」が存在するという話です。今年はともかく近年ではジャニーズ枠が増えたとも言われていましたね。
>>紅白にジャニーズはいらない?あいまいな審査基準と出場枠が増えた理由とは?
③不祥事があるか無いか
NHKは公共放送で、制作はもちろん出演者のギャラも我々が支払った受信料で払われます。
いわゆる黒い交際が明らかになれば、どんな大御所であっても関係なく切られた過去があります。
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紅白歌合戦2023の主な落選者は?
さて、2021年から示された上記の選考基準ですが、2023年も同様の基準が示されていました。
そんな中でネット上では「出場されるのではないか」と言われつつ出演者リストに名前が無かった主な落選者は以下の通り。
- ジャニーズ(現SMILE-UP.)グループ
- 米津玄師
- King Gnu
- 菅田将暉
- 藤井風
- RADWIMPS
- 日向坂46
- ヤバいTシャツ屋さん
- 水曜日のカンパネラ
- 東京事変
- yama
- Vaundy
他にもたくさんの声が挙がっていましたが、キリがないので省略させていただきます(_ _)
中でも藤井風さんが出場されないと嘆く声が非常に多い印象を受けました。
しかしながら、例年通り「特別枠」での出場の可能性は残されています。
特に旧ジャニーズグループの出場が無くなったために選考が難航しているという声もよく聞かれました。
ここ数年は「辞退」という選択を取られるアーティストも多いようですが、12月31日当日まで何が起きるか分かりませんのでドキドキしながら待ちたいですね♪
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過去(2021年)の落選者の落選理由は?
これまで全く不明瞭だった審査基準が少し明るみになった2021年でしたが、納得できない選考は多くありました。
主な落選者と理由について振り返ってみようと思います。
なにわ男子
グループ結成から3年。デビューシングルが初動70万枚越えという圧巻の数字をたたき出したなにわ男子ですが落選となりました。
紅白以外の歌番組には全てと言っていいほど出演したのに紅白にだけ出ていないには違和感がありますよね・・・
理由として有力なのは、他のジャニーズグループとの競争に負けたことです。
新人ということもあり、今後多くのチャンスがあることから今年は・・・等あったのかもしれませんね。
official髭男dism
2021年は髭団も落選でした。曲も人気でしたし開催中のツアーのスキマでもあったので、スケジュールは問題なかったはずです。
報道では「紅白に出場する意味がないから出ない」から拒否したとありましたが、事実か定かではありません。
紅白に出るよりも自分たちを大切に思ってくれるファンに向けたツアーを第一に考えて体調を整えたかったのかもしれませんね。
Ado
流行語となって「うっせぇわ」など、2021年を席巻したと言っても過言では無いAdoさんも落選でしたね。
NHKである以上「うっせぇわ」の歌詞がやや過激なので歌いにくかったのかなと推測します。
顔出しできないからとの声もありましたが、かつてGReeeeNがARを使った演出で姿を見せたように、本物かどうか分からないAdoさんを見せることは可能なので、それだけが理由ではないと思います。
AKB48
今や凋落したアイドルの代名詞とすら言われるAKB48ですが、2021年は「根も葉もRumor」が話題になり、復活を見せたかに思いました。
大御所の中には全くCDが売れていないのに出場している人もいることから、過去NHKにも貢献したAKBが選ばれてもおかしくないとの声がありましたが、落選となったのです。
他にも女性アイドルグループが多々選出されているので、全体的なバランスを考えて落選したと考えられます。
>>紅白に坂道はいらない?アイドルの選考基準はおかしい!
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2016年に話題になった和田アキ子さん落選の理由がヤバい?
歌手の和田アキ子さんは2015年までに39回紅白歌合戦に出場され、女性歌手として歴代単独一位を更新し続けていました。
2016年には40回という節目だったにも関わらず「急に切られた」と話されていた通り、NHKから断られ、それ以降出場できていない状態にあります。
落選の理由として考えられるのが「世代交代の波」「アーティスト別視聴率」の二つです。
世代交代は以前からずっと言われていたことで、幅広い世代に楽しまれる番組であるがゆえに保守的な人が多く、長いキャリアを誇るアーティストを選んでしまう傾向があった選出を変えていかないと視聴率の低下に歯止めがかからない現実をそろそろ止めないと本気でマズいことを、NHKが認識したともいえます。
とはいえ突然、大御所やベテラン歌手を切ってしまうと、これまで見ていた年寄り層が一気に離れてしまうこと必至なので、足がかりとして芸能界のドン的存在であった和田アキ子さんを落選にしたと思われます。
翌年以降も次々に大物歌手が落選していることからも、この和田アキ子さん落選が本格的な世代交代のきっかけになったことは間違いないでしょう。
アーティスト別視聴率というのが、毎年折れ線グラフのような形で出されています。
終盤になるにつれて番組が盛り上がるのが理想で、自分の前の歌手よりも視聴率が上げないと評価は下がります。
和田アキ子さんは、2015年以前の10年間でその回数が半分の5回あったことが分かっています。
ただやはり他にも和田アキ子以上に数字を落としたアーティストはいたわけで、これだけで決められたとは到底思えません。
そういう意味でも「和田アキ子落選」のインパクトは他の人よりも強いですし、言い方悪いですが人柱として適任だという考えに至ったのではないでしょうか?
まとめ
紅白歌合戦の選考基準はおかしいのか、過去の歴代落選者や落選理由と共に解説してきました。
近年は視聴率の低下が叫ばれる紅白ですが、まだまだ話題性は健在ですし、今年も選考を巡って大荒れになることが予想されます。
裏にどのような事情があるかは分かりかねますが、NHKにしてみても最も力を入れている番組の一つであることは間違いないので、非常に頭を悩ませながら選考しているはずです。
>>紅白歌合戦2023の分刻みタイムテーブル紹介!出演者の順番・曲名まとめ!
当日ギリギリまで出演交渉されているという話もありますので、自分のひいきしているアーティストを応援しつつ、ワクワクして待つのが良いですね!