新幹線Swork車両は仕事しないでも乗れる?食事や飲酒も可能か解説!

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2021年10月1日より、東海道山陽新幹線「のぞみ」専用車両にてビジネスパーソン向けのサービス、「Swork」が開始しました。

これまでは新幹線乗車の際、グループ客や子供の声など騒がしい中、他の乗客に気づかいながらパソコン作業をしていた乗客が気兼ねなく利用できるのがSwork車両。

  • Swork車両は仕事しない人でも利用できるのか?
  • 食事や飲酒は可能なのか?
  • 評判は?
  • 利用法は?

あれこれと気になりますよね。

では早速、新幹線Swork車両は仕事しないでも乗れる?食事や飲酒も可能か解説!を見ていきましょう!

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[スマートEXで予約]Swork席は仕事しないでも乗っていいの?

S WorkPシート

まず、結論から申しますとEX予約/スマートEXで予約可能なSwork車両(席)は、仕事しない方でも乗って構いません!

2023年10月20日から利用開始となった「S WorkPシート」も同様です。

ビジネスのための車両であることから、子どもや複数名での予約は不可となっていますが、基本的に誰でも予約し、乗ることができます。

ただし、当然ながら「仕事をする」ための車両(席)であることは忘れてはいけません。

したがって、仕事上どうしても発生してしまう音の許容、他のお客さんとの雑談等の会話は控えるべきでしょう。

Swork車両を利用する人全員が気持ちよく使えるように心がけたいですね!

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新幹線Swork車両とは?

新幹線内で仕事している
JR東海がビジネスパーソンに向け、新幹線乗車中に気兼ねなくパソコン作業やWebミーティング、携帯電話の通話を可能とした専用車両「Swork」を導入しました。

その該当車両となるのが、東海道山陽新幹線「のぞみ」「ひかり」「こだま」の7号車です。

これまで通常車両ではNGとされてきた、座席での通話や、Webミーティングの会話などがSwork車両においては認められています。

同じ目的でSwork車両を利用する乗客同士お互い様ということで、通話音やパソコンのキーボード音など許容しあうことが求められます。

「Swork」の「S」には、「Shinkansen新幹線」で「Seamlessシームレス」に仕事を進めたいビジネスパーソンが、気兼ねなく仕事をするための車両という意味が込められているそうです。

では、実際にどのような人たちが、どのように使っているのか、そして仕事をしない人でも利用できるのかなど、Swork車両について具体的に見ていきましょう。

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新幹線Swork車両の利用方法や評判は?

新幹線でノートパソコンを開いている
Swork車両を利用するには、乗車日の28日前から、乗車したい列車の発車時刻4分前までに、「EX予約」または「スマートEX」からオンライン予約ができます。

※オンライン予約システムのご利用には、会員登録が必要です。

乗車は手持ちの交通系ICカードで。
さらには会員情報と連動したスマホでチケットレス乗車することも可能です。

Swork車両の評判については、気に入ったので次も利用したいという意見がSNSなどから多く見られます。

仕事目的のビジネスパーソンはもちろんのこと、仕事はしないけど静かな環境を求めて乗車する一人客にも好評のようです。

しかしながら少数ではありますが、せっかくSwork車両を予約したにも関わらず、残念な思いをした人も。

複数名での予約は不可となりますが、友人同士が示し合わせて隣同士を予約し、乗車中お喋りをしていたという声もありました。

そもそも、Swork車両の座席を予約していない乗客が空席に座っていた、なんていう声も。

また、前席の乗客が背もたれを深く倒すことでパソコン作業に影響が出た、ということもあるそうです。

しかしこちらは、座席のリクライニングの可動域を小さく改良されたものが、2023年7月より順次導入されているので解決できそうですね。

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新幹線Swork車両の予約

Swork車両の予約方法は、現在「EX予約」、または「スマートEX」からのオンライン予約のみと限定されています。

Swork車両に加算料金はなく、普通車指定席と同額で購入することができます。

まだオンライン予約システムを利用したことのない方は、Swork車両の乗車を機に会員登録してみてはいかがでしょうか?

「スマートEX」であれば、手持ちのクレジットカートと交通系ICの登録で、手軽に始められます。

年会費無料なので頻繁に新幹線に乗車する方ではなくでも、損することもなく気軽に利用できますね。

逆に頻繁に新幹線に乗る方であれば、年会費(税込 1,100円)は発生しますが、「EX予約」が最適。

チケットも通常購入や「スマートEX」に比べ割安に予約できますし、数回乗車すれば元は取れそうです。

どちらにするかは利用頻度など考慮の上、自分に合う方を選択するといいと思います。

2024年春頃には駅の窓口や券売機でも購入できるようになるそうですが、現在は、オンライン予約専用サービスとなるので、注意が必要です。

またSwork車両はビジネスパーソン向けという性質上、お子様や複数名での予約が不可となっています。

新幹線Swork車両を使った人のSNSでの声

確かに!通話やWebミーティングを認められている新幹線のSwork車両は、飛行機にはない魅力ですね。

ただ、機密情報漏洩の観点からも、Webミーティングをする人はそれほど多くはないかもしれないですね。

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新幹線Swork車両のルールは?ビジネス以外での利用は?

仕事用パソコン
Swork車両を使用する際のルールをご説明します。

快適に仕事を行うための車両であるため、乗客同士の歓談や座席の回転はできません。

お子様と同乗する場合も、仕事目的だとしてもSwork車両は使用できません。
予約段階で、子供向けの設定がありません。

言わずもがな、ではありますが、作業上発生する音が許容されているとはいえ、通話やWebミーティングの際大声を張り上げるのは、まわりの乗客の迷惑になります。

Webミーティングに関しては、セキュリティや他の乗客への配慮から、ヘッドセットやマイクを使用した方が良さそうです。

また、前述の通り、仕事をしない人でもSwork車両の利用は可能です。

Swork車両の利用が仕事をする人限定、といった記載は見られませんでした。

実際、仕事はしないけど、静かな環境で車内で快適に過ごしたいという理由でSwork車両に乗車する人は多いようです。

もちろん、まわりの乗客に配慮し静かに過ごす前提での利用を求められるでしょう。

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新幹線Swork車両のマナーは?飲酒や食事はOK?

お弁当と飲み物
結論から言いますと、Swork車両内での飲酒や食事は可能です。

しかし、まわりで仕事をしている乗客の迷惑にならないよう、配慮が必要です。

食事に関しては、匂いの強いものや、音が出てしまうようなものは避けた方が良さそうです。

駅構内で販売されているお弁当類は、匂いの強くない工夫が施されているそうなので、安心して食べることができますね。

香辛料など匂いの強いものを使用した料理、麺類などをズルズル音をたてて食べるのは、マナー違反といえそうです。

仕事を終えてビールで乾杯!

お酒とおつまみで1人お疲れさま会。
そんな車内でのささやかなお楽しみを禁止されていないのは嬉しい限り。

ただし飲み過ぎて良いことはありません、ほどほどに嗜むことをオススメします。

Swork車両の利用に限ったことではありませんが、飲酒飲食は良識のある範囲で楽しみましょう。

駅弁を食べるマナーやタイミングについては以下の記事で詳しく説明しているのでぜひご覧下さい。

>>新幹線で駅弁食べていい?NG弁当や食べるタイミング・マナーを解説!

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新幹線Swork車両を利用するメリット・デメリットは?

停車中の新幹線

Swork車両のメリットといえば、前述のとおり、他の乗客に気兼ねなくパソコン操作や座席での通話、Webミーティングが可能という点が一番ではないでしょうか。

N700S車両においては、膝上クッションや簡易衝立、小型マウス、USB充電器PC用ACアダプタなどビジネスサポートツールを無料で貸し出してくれるサービスがあります。

N700S乗客のメリットといえますね。

※上記2023年10月19日で終了しました

また「Swork Pシート」やビジネスブースの導入等Swork車両のリニューアルに、さらなるビジネス環境の充実が期待されます。

ではデメリットはどうでしょうか?

ゴールデンウィークやお盆休みなどの繁忙期に、Swork車両を利用することができない期間があるということです。

ちなみに2023年は以下の期間で使えませんでした。

  • ゴールデンウィーク(4/29、4/30、5/3~5/7)
  • お盆(8/11~8/16)
  • 年末年始(12/28~1/6)

あとは、乗車中に仕事をしたいけれども子供と一緒、という場合は残念ながら利用することができません。

かつては、Swork車両が「のぞみ」のみというデメリットがありましたが、2023年10月20日より、「ひかり」「こだま」にも拡大され、改善されたといえます。

このように比較すると圧倒的にメリットが多いのではないでしょうか。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

Swork車両についてまとめるとこのようになりました。

  • Swork席とは東海道山陽新幹線「のぞみ」7号車に設けられたビジネスパーソン向け専用車両
  • 座席でのパソコン作業や携帯電話での通話、Webミーティングが認められている
  • 予約方法は「EX予約」「スマートEX」のオンライン予約システムのみ
  • 子供向けの設定はなく、複数名での予約も不可
  • 乗車中の歓談や座席の回転は禁じられている
  • 仕事しない人の乗車も可能
  • 飲酒や食事も可能(ただし匂いや音への配慮が必要)

Swork車両は今後様々なリニューアルが予定されています。

車両一部の3人掛けシート中央B席にSworkPシートやビジネスブースの導入、座席のリクライニングやテーブルの改良など。

また、今年の春からは、窓口や券売機からも購入できるようになる予定です。

最後までご覧いただきありがとうございます。