新幹線乗車券で在来線(JR)に無料で乗れる?どこまで使えるかも解説!

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旅行

今や新幹線は、便利な交通手段として多くの人が利用されていると思います。
でも、実際に新幹線の切符を使ってお得に有効活用しながら利用している人は多くいるのでしょうか。

新幹線の切符は「乗車券」「特急券」の2枚あるというのはご存じだと思いますが、その一枚の乗車券を利用して在来線に一部無料で乗れることを知っているでしょうか?
もし知っていてもよくわからないって方も多いのではないでしょうか?

新幹線の切符って、普段の切符より高いですよね。個人的には、少しでもお得になったらと思っていました。

ここでは、新新幹線乗車券で在来線(JR)に無料で乗れるのは本当か?どこまで使えるかも解説していきたいと思います。

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新幹線の乗車券(チケット)で在来線に乗れる?どこまで無料?

上記ツイートにある通り、新幹線の乗車券で在来線に一部無料で乗れるのは本当です!!

ですが無料で乗れる範囲が決められていたり、注意する点がいくつかあるようです。

SNS上でも、乗れるという声は上がっていますが、条件が色々あって複雑そうですね。
個人的には、もう少し分かりやすい仕組みにしてほしいですが。。。

知っていると知らないとでは、新幹線を利用する際のお得度が違うと思いますのでもう少し詳しく解説していきたいと思います。

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新幹線の乗車券には「特定都区市内」制度がある!

「特定都区市内」とは、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州、福岡、の計11都市の敬称です。
そこの各所駅を対象としている制度が、「特定都区市内」制度です。

その各所駅発(または着)の乗車券は、それぞれの同じエリア内ならどの駅でも乗り始める(または降りる)ことができます。 ただし、同じエリア内の駅では途中下車はできないので注意が必要です。

要するに、新幹線駅からエリア内の駅まで(もしくはエリア内の駅から新幹線駅まで)無料で乗れるということです!

※在来線は基本的にJR路線のことを言い、私鉄や地下鉄は含みません

ちなみに切符には「●●市内」や「東京都区内」などと記載があります。
皆さんも見たことはあるのではないでしょうか。

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新幹線の乗車券(チケット)で在来線(JR)に無料で乗る方法!

在来線を利用する際は、必ず「新幹線乗換改札口」を利用します。新幹線の「乗車券」と「特急券」2枚を通すと、「乗車券」のみ返ってくるので必ず受け取りましょう。

この返ってきた「乗車券」を利用して在来線に乗ることができますので、忘れないでくださいね。

乗換改札口が分からなかったり、誤って違う改札口を利用してしまった時などは駅員さんに聞きましょう。

私もたまに間違いますし(汗)、迷った時は駅員さんを頼ってます。

在来線(JR)から新幹線に乗り換える場合

在来線から新幹線に乗り換える際も普段の改札口ではなく、「新幹線乗換改札口」を利用します。

乗換改札口では、在来線(JR)の切符・新幹線の切符の「乗車券」・「特急券」の全てを通します。

全ての切符を重ねて通してくださいね。「全部通して大丈夫かな?」と不安に思うかもしれませんが、4枚まで通せるので安心してください。

そうしないと、扉が閉まるので気をつけましょう!

また、在来線を使用する際、切符ではなくSuicaなどのICカード系などの場合は、新幹線の切符を通してからSuica(ICカード系)をタッチします。

切符でもSuica(ICカード系)を使っても方法はあまり変わらないので安心してくださいね。

新幹線から在来線(JR)に乗り換える場合

新幹線から在来線(JR)に乗り換える場合も同様、「新幹線乗換改札口」を利用します。

この時、新幹線の切符の「乗車券」・「特急券」通します。ここでは、「乗車券」のみ返ってくるので、忘れず受け取りましょうね。

在来線に乗る際に必ず必要になるので気をつけてくださいね。

また、新幹線から在来線を使うときにSuica(ICカード系)を利用するのは、在来線の目的地の駅に到着し、乗車券の精算が必要になる場合だけなので覚えておきましょう。

より詳しい内容が知りたい方や、新幹線から在来線の乗り換えにおけるメリット「乗り継ぎ割引」(2024年3月廃止予定)に関する説明は以下の記事にありますので是非ご覧下さい!

>>新幹線から在来線の乗り換えは改札出ない?切符の入れ方や注意点・乗り継ぎ割引を解説!

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乗り換えの改札での注意点

乗り換えの改札を使うとき、いくつか注意しないといけないことがあります。
以下の内容に気を付けて皆さん利用してみてください。

  • 新幹線乗り換え改札口以外の改札からでると、新たに在来線の切符を買い直さないといけなくなる
  • 在来線から新幹線を利用する場合は、在来線の切符・新幹線の切符の「乗車券」・「特急券」の全てを通す
  • 新幹線から在来線を利用する場合、新幹線の切符2枚とも通す。そのうち「乗車券」のみ返ってくるので必ず受け取る
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新幹線の「市内」「都区内」と書かれた乗車券はどこまで使える?

新幹線の乗車券で「市内」や「都区内」と記載されたものを見たことがあると思います。

  • 「●●市内」・・・●●市内の駅を指します(例えば大阪市内など)
  • 「都区内」・・・東京23区内を指します

こういった表示がされた切符は、特定の市内や都区内のどの駅でも利用できるのです。

JRの電車のみ対象で、それ以外の私鉄等の路線では使用できないので気を付けましょう。

ちなみに距離が200キロを超えると「都区内」の扱いになります。

東京都区内は、「東京山手線内」という扱いもあり、101キロから200キロまでが対象です。

200キロを超える切符で対象エリアにある駅を利用する際は、その都区市内中心駅からの距離をもとに運賃計算されるようです。

実際利用した際、分からなければ駅の窓口で尋ねてみてくださいね。

新幹線の乗車券に市内と書いてない場合は何故?

考える女性

新幹線の切符を眺めていて「(市内)って書いてないけどなんで?」と疑問に思った方もいると思います。

ちなみに私もそのうちの一人でした。

「●●市内」と記載があるものは、「特定都区市内」制度が適応されているものに限るからです。

つまり乗車券に市内と記載がないものは、その制度の対象外ってことになりますね。

先ほどご案内した内容からすると、200キロを超えない距離の乗車券には(市内)と書かれないってことになります。

皆さんも今後、新幹線を利用する際はお得に利用するためにも、書いてるか書いてないかどっちなのか確認しましょうね。

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まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか。

新幹線の切符には「●●市内」や「都区内」と記載がされている切符があるってことが分かりましたよね。
その切符の場合は、新幹線から在来線を利用する時の切符として使えるので、新たに切符を購入しなくていいってことなんです!

すごくお得ですよね。私は、このことを知らず利用していた時のことを思い出すと悔しいです。

では、記事をまとめると以下の通りです。

  • 新幹線の乗車券で在来線に一部無料で乗れる
  • それぞれの同じエリア内ならどの駅でも乗り始める(または降りる)ことができる「特定都区市内」制度がある( ただし、同じエリア内の駅では途中下車はできないので注意が必要)
  • 新幹線から在来線を利用するには「新幹線乗換改札口」を使う
  • 在来線から新幹線を利用するには「新幹線乗換改札口」を使う
  • 「特定都区市内」制度は、JRの電車のみ対象で、それ以外の路線は使用できない
    「●●市内」と記載があるものは、「特定都区市内」制度が適応されているものに限る

新幹線乗車券で在来線(JR)に無料で乗れる?どこまで使えるかも解説!を読んでいただきありがとうございました。