新幹線自由席チケット事前購入のメリットは?安い手に入れ方はあるか解説!

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旅行

みなさんが新幹線を利用するのは、どんな時でしょうか?

出張や日常の移動手段として、頻繁に新幹線に乗る、という人以外、多くの人が旅行などで繁忙期に利用するのではないかと思います。

指定席で確実に座る方を選択したい気持ちはあれど、繁忙期や最繁忙期の指定席のチケット代を考えると、なかなかそうもいきませんよね。

家族の人数が多ければ多いほど、新幹線の出費はかなり深刻です。

そんな時は少しでも安い手段ということで、チケット代が通年一律の自由席を選択する家族は少なくないはず。

新幹線の自由席は、チケットを事前購入することで、さらに出費を抑えられることはあるのでしょうか?

新幹線自由席チケット事前購入のメリットは?安い手に入れ方はあるか解説!

早速ご紹介しましょう!

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新幹線自由席チケット事前購入はいつから可能?

新幹線自由席チケットは、乗車予定日1ケ月前の午前10時から販売開始となります。

自由席だけではなく、指定席、グリーン席も同様。

全国の新幹線、特急列車統一であり、券売機、窓口、インターネットサイト、旅行会社、購入方法全てにおいて共通です。

ちなみに、乗車当日の列車の何分前まで購入できるかは、購入方法により異なりますので、事前にご確認ください。

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「自由」席なので席の予約は不要

あくまでも自由席。

予約という概念もなく、事前にチケットを購入する必要は特にありません。

普通列車同様、きっぷが売り切れるということはないので、当日の購入で大丈夫ですよ。

もちろん、前もって購入しておくこともできます。

乗車予定日1ケ月前の10時から購入可能。

自由席なので、その日のどの新幹線でも乗車することができます。

予定していた電車に乗り遅れたとしても、追加料金や、面倒な手続きすることなく、次の新幹線への乗車が可能です。

今日これから乗る予定の新幹線の駅、ホームに向かう道中に、スマホ操作でネット購入、という人も多いようですよ。

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新幹線自由席チケットを事前購入するメリットは?安いの?

指定席よりも自由席を選択するメリットはいくつかありますが、自由席を事前購入するメリットはあるのでしょうか?

実際のところ、自由席チケットを早めに確保する大きなメリットはありませんよね。

早く購入したところで安い!なんてこともありません。。。

それでも、事前に準備をしておく、余裕を持つ、ということは、安心感に繋がるものです。

自由席のチケットを事前に購入するメリットとして、以下2点を挙げてみました。

  1. チケットを手元に持っておける
  2. 当日に券売機やみどりの窓口で並ぶ必要がない

詳しく見ていきましょう。

①チケットを手元に持っておける

自由席のチケットを早めに事前購入したところで、安くなるわけでもない、わかってはいても、なんとなく手元にチケットを持っていないと不安という人もなかにはいますよね。

気持ちはわかります。

私も、チケットレスに慣れない頃は、本当に取れているのだろうかと不安に感じることもよくありました。

あるいは、自由席のチケットが売り切れるということはなくても、当日買えなかったら、買うのに手間取って乗りたい新幹線に乗れなかったら、と思ってなんとなく不安になることも。

心配性の人にとっては、安心感を早めに買えることはメリットに繋がりますね。

また、代理で購入する際にも、事前購入しチケットを早めに渡してあげることができますよ。

②当日に券売機やみどりの窓口で並ぶ必要がない

繁忙期など時期によっては、券売機やみどりの窓口が混み合うことが考えられます。

みどりの窓口においては、新幹線の乗車券を購入する目的の人だけではないので、ひとりひとりの対応に時間がかかってしまい、長蛇の列ができることも。

券売機においても、年配の方など、操作に時間を要する場合もあるかと思います。

最悪の場合、窓口にしろ券売機にしろ、チケットの購入が間に合わず、予定している新幹線に乗り遅れてしまった!なんてことも。

このような事態を予測し、当日早めに行って列に並ぶくらいなら、事前に購入しておいた方が、時間を有効に使えますよね。

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新幹線自由席チケットを事前購入するデメリットは?

では、逆に自由席チケットを事前に購入することのデメリットは何でしょうか?

例えば、旅行や帰省などの日程が変更になり、その日に新幹線に乗る予定がなくなってしまった、という場合。

乗車券には有効期限があり、自由席のついては、何時の新幹線でも乗車可能ですが、その日限り。

別日に変更する際は、最初の1回は手数料なしで対応してもらえますが、2回目以降は手数料が発生してしまいます。

あるいは、大雪や台風など天候による運休、運転見合わせという場合もありますよね。

手数料なしで払い戻しが可能ですが、ひどい混雑の中、窓口での手続きは大変です。

子連れならなおさらのこと。

事前購入した自由席チケットを変更やキャンセルしたい時、手数料はかからなくとも、窓口対応は面倒ではありますよね。

自由席は早めに購入したところで、座席を確保できるわけでもありません。

大きな損はないけど、得もない、といったところでしょうか。

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新幹線自由席チケット安い手に入れ方はある?

指定席ではなくても、チケットを安く手に入れられる方法はあるのでしょうか?

せっかく指定席より安く購入できる自由席チケットをさらにお得に購入できるのなら、その方法はぜひとも知りたいですよね。

以下3点を解説していきましょう。

  1. 回数券・学割・往復割引きを使用する
  2. JRが発売している「割引きっぷ」を利用する
  3. 指定席と違い小学生未満の子供は無料!
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①回数券・学割・往復割引きを使用する

【回数券】

新幹線の回数券は多くが6枚綴り、なかには、4枚や2枚綴りもあります。

出張などで頻繁に新幹線を利用する人にはお得感のあるものでしたよね。有効期限はありますが、旅行の際、家族や友達同士で使用すれば、無駄にすることもありません。

しかし現在、一部の区間を除き、ほとんどの回数券がインターネット予約の普及に伴い、すでに廃止されています。

回数券は路線、区間によっては、格安で利用できたこともあり、惜しむ声も多いようですよ。

【学割】

JRから指定を受けている中学、高校、大学、専修、各種学校の学生であれば、学生割引乗車券の対象となり、料金が2割引きになります。

片道営業キロが101キロ以上あることが条件です。

学割を利用する際には、窓口にて在学する学校が発行する証明書の提示が必要となるのでお忘れなく!

詳しい学割の購入方法や注意点については以下の記事を参考にしてください。

>>新幹線の学割買い方まとめ!本人以外も購入可能って本当?使用する際の注意点も解説!

【往復割引き】

往路と復路それぞれが1割引きになる、往復乗車券というものがあります。

片道の営業キロが601キロ以上あることが条件です。

新幹線利用の場合は、乗車券のみの往復割引きとなるので、特急券としての割引は適用されません。

小学生以上の子供料金も同様の条件で、大人料金の半額から、往復乗車券利用でさらに1割引きされます。

また、中学生以上の学生であれば、学割と併用も可能ですよ。

往復割引切符の購入方法についての詳細は以下の記事をご覧下さい。

>>新幹線の往復切符の買い方まとめ!往復割引の考え方や当日の購入方法も解説!

②JRが発売している「割引きっぷ」を利用する

【スマートEX、EX予約】

新幹線を乗車する際、チケットの購入手段として使い勝手の良い人気のサービスです。

ただ、スマートEXは自由席割引はなく、EX予約の方は大した差額がなく、特にメリットはないようです。

【団体割引乗車券】

8名以上の乗客は団体割引が受けられます。

学生は「学生団体」、学生以外は「普通団体」として割引が適用されます。

家族ぐるみの旅行で8人以上になるようなら、普通団体として申請してみても良いかもしれません。

普通団体は時期により、10%~15%の割引が適用されます。

中学生以上の学生団体は通年一律で半額も安くなるので、学生のグループ旅行などは、学割よりもかなりお得感ありますね。

団体割引乗車券の利用は、書類記入が必要なので、窓口か旅行会社での手続きとなります。

また、学生団体に関しては、学校長の承認を得る必要があるので、少々面倒に感じるかもしれません。

他、改札入場や予約時期など、一般的な乗車と異なるルールがあるので、大人数での旅行が決まったら、早めに調べることをお勧めします。

ただし、JRで発売されている新幹線の割引きっぷのほとんどが指定席向けです。

人数、行き先他、条件によっては、自由席を利用する以上に、指定席に向けた様々なサービスを利用する方が安くなる場合がありますよ。

③指定席と違い小学生未満の子供は無料!

子連れで新幹線の指定席を利用すると、運賃だけでもかなりの出費になってしまいますよね。

自由席なら小学生未満の子供は運賃が発生しないというのは本当でしょうか?!

結論から言いますと、小学生未満の子供は、無料で新幹線の自由席を利用できます!

詳しくご説明しますね。

  • 中学生以上(12歳~) 大人と同一料金
  • 小学生以上(6歳~12歳) 大人の半額料金
  • 未就学児(1歳~6歳) 無料
  • 乳児(0歳) 無料

6歳になっていても、まだ小学生でなければ無料。

同様に、12歳になっていても、まだ小学生であれば大人の半額料金、ということです。

ただし、小学生未満の子供であれば、無条件で無料になるわけではありません。

大人1人(運賃が発生する人)に対して小学生未満の子供、あるいは乳児の2人までが対象、という制限があります。

少しややこしいので、子供と一緒に自由席を利用する際の2つの例をご紹介しましょう。

  • 大人1人と小学生未満の子供が3人、この場合は、3人のうち子供1人分が有料
  • 大人1人と中学生1人、小学生未満の子供が3人、この場合は3人とも無料

また、運賃を支払っていないからといって、子供は自由席に空きがあっても座ってはいけない、という規則はありません。

しかし車内が混雑している場合は、膝の上に乗せる、小さな子供2人を1席に座らせるなど、配慮が必要です。

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まとめ

以下、本文のまとめです。

  • 新幹線の自由席チケットは、乗車する1ケ月前の午前10時より購入可能
  • 自由席で席の確保はできないので、事前購入のメリットデメリットは大差なし
  • 自由席をより安く手に入れる方法として、回数券、学割、往復割引、団体割引などがある
  • 小学生未満の子供は無料で自由席を利用できる

自由席を選ぶ利点として、料金の他、自由度もあげられますよね。

当日の気分で、どの時間帯の新幹線に乗ってもいい気軽さも利点。

新幹線の様々なサービスを利用し、より良い乗車時間を過ごしてくださいね!

新幹線自由席チケット事前購入のメリットは?

安い手に入れ方はあるか解説!

を読んでいただき、ありがとうございました。